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結婚挨拶に持っていく手土産の選び方。

結婚挨拶の手土産。何にしよう?


二人で結婚の意思を確認したら、次はお互いの両親への報告・挨拶です。
通例では、女性のご家族への挨拶を先に済ませ、
そのあとに男性の家族のものへといきます。

最近の結婚事情を見ると、
形式的に「結婚の承諾をもらいにいく」というよりも、
「二人の決意を伝えに行く」という意味合いの方が強いと思いますが、
親元を本当の意味で離れ、新しい家族を築いていくことを考えると、
結婚の挨拶に訪問するというのは、両家にとって、大きな転換期になりますね。

そんな場面ですから、けじめとしてしっかりとしたい、という方は多いでしょうし、そうでなくとも、誰しも緊張する場面ですから、訪問マナーや礼儀はわきまえておいた方がベターです。

相手のお宅に訪問する場合、とくに結婚の挨拶に行く場合には、
訪問する側が、手土産を用意するのが大人のマナーです。
結婚挨拶の手土産をどう選べばいいのか、迷ってしまいますよね。

そこで今回は、結婚の挨拶に持っていく手土産を選ぶ際に、気を付けることをまとめました。

50夫婦100名アンケートの回答から
50夫婦100人にアンケートを取った結果、
実際に結婚挨拶の手土産に選ばれた第一位は和菓子。
二位は洋菓子、三位がお酒、四位が食品グルメ(甘味除く)でした。

 

絶対条件!?手土産の基本的なルール

予算は3000円~5000円程度

一般的な訪問の手土産の場合は、2~3000円が相場ですが、
結婚の挨拶に伺うなら、3000~5000円を予算にしましょう。

50夫婦100名アンケートの回答から
アンケート結果からも、3000~5000円の価格帯の手土産を用意する人が多く、全体の60%にあたります。

 

「消え物」が基本

手土産の扱いを困らせてしまわないように、食べ物、お花などの消え物を選ぶことが基本です。

50夫婦100名アンケートの回答から
先輩夫婦の98%がお菓子、お酒、お花を選んでいます。

訪問先の近所では買わない

「間に合わせで用意した」と捉えられてしまわないように、
事前に家の近くで用意しましょう。
生もので当日買う必要がある場合を除いて、
前日までに手配しておいた方が無難です。
遠方のお宅であれば、こちらの地元ならではのお菓子やお酒を持っていくのもいいですね。

食べにくいもの、食べ方がわかりにくいものは避けたほうが無難

受け取ったご両親が「?」と、困ってしまわないように。
食べ物は以前食べておいしかったものを選ぶと安心。

 

あらかじめ相手のご両親の好みをリサーチ

せっかく持っていった手土産が、相手の嫌いな物や食べられないものだと、
ちょっと残念ですよね。会話が盛り上がらず、挨拶も出花をくじかれるような感じになっちゃいます。
相手のご両親の好みを確認して、好きなものを用意できるようにしましょう。
少なくとも、嫌いな物を買わないように、
「お酒が飲めない」「甘いものは嫌い」「病気でお菓子が食べられない…」など知っておくと安心です。

50夫婦100名アンケートの回答から
アンケート結果では、68.6%のご夫婦が事前にリサーチをして、何が好きかを確認していたようです。
一方持っていった手土産に満足ですか?という質問に対しては、事前リサーチしていてもいなくてもあまり違いはありませんでした(^^;)
リサーチしなかった、出来なかったという方でも、「手土産の基本ルール」を守りながら、和菓子を選ぶなど無難なものを選んで満足度を上げていたようです。

基本ルールを守りながら、なにかこだわりポイントがあれば話題になります。「なぜこの手土産を選んだのか」一言添えられればベスト。

・以前に食べておいしかったので、召し上がっていただきたくて…
・お酒がお好きと聞いたので珍しい銘柄をさがしました。
・私の地元で有名なお菓子なのですがお口に合うといいのですが…

など、「心をこめて、選びました」ということを伝えられれば好感度up。
話のきっかけをつかむことにもなるはずです。

「のし」はどうするべき?


迷ったら、お店の方にきけば教えてもらえるはずですが、
知っておくと安心です。

のしは基本的になくてもOKです。

付ける場合は「二人の縁がほどけないように」との意味を込めて、
【紅白の結びきりののし】を使います。
包装をするお店の方に、”外のし”でお願いしましょう。

結婚挨拶にはじめていく場合は、
上段に「ご挨拶」と書き、下段に姓を書きます。
(彼女のお宅にいくなら、彼の姓をかきます)
すでに結婚の承諾をもらったあとで、改めて挨拶に行く場合なら
「寿」や「御土産」と書きます。

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